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やっと使えるようになったMTDベース

いやあ、永かった。

MTD 01

そもそもこのベースを買った経緯は、その前は15年くらいずっとヤマハのアティテュードの一番の廉価版の
ベース1本でやってきたのですが、いよいよネックの特にヘッドが弦のテンションに耐えられなくて起きて
きてしまい、もうこれ1本じゃ無理~!と、現物見ないでebayオークションで中古のこれを購入したのが始
まりでした。もちろん、これがK国製だなんて知らずに購入。なんせMTDと言えば当時色々出始めたハイ
エンドメーカーの雄でしたから(今ではたくさんのハイエンドメーカーがありますが)。
それにしても、後でネットでリサーチすると他の方のブログで、もっとも廉価版がガッカリするメーカーの
ひとつに挙げられていて納得しましたが、とにかく「鳴らない!」

まあ、好みもあるでしょうけど、とにかく生音からして鳴らないんです。全然ボディーを生かしてない、例
えて言えば「ネックだけの鳴り」の感じ。ドンシャリ好きで、ピックで弾く人ならある程度大丈夫かもしれ
ませんが、私はまったくピックは使いません。指弾きと、スラップやタッピングのみ。
にしても、特に「音程感が無く、音が前に出てこない」と言うのは、私的にはどういう傾向の楽器でもダメ
です。
それから、なんせこの1本しかないもんですから、やれEQでごまかしたり、コンプかけたり、ブースター
使ったりの嵐。でも、ライブならともかく、レコーディングでは全然ダメです。
そうこうしてるうちに、さすがK国製らしく、まずはプリアンプが壊れ、アギュラーのOBP-3に変えたり、
ピックアップをバルトリーニの6弦用付けたり、配線もポッドも全とっかえしたりと、どんどんお金かかっ
ていきました。
でもやっぱり基本がダメならなにやってもダメ。
その後メインのベースに出会ってからというもの、なんか顔も見たくないというか、それほどまでに嫌な存
在になってました(笑)。でも、さんざんいじってるし、電池入れるスペースなんかも、アギュラーを付ける
にあたって、18V仕様にするため大きく加工してますし、今さら売れるわけもなし。と言うか、廉価版でも
新品だと結構な値段するんですね~、このベース。私的にはそんな価値もない印象でしたが、これは個体差
の範疇ではなく、その後日本でも同じモデルが発売されるようになってから(購入した時にはまだ日本には
アクティブのはなかったんです)ためしに弾いてみましたが、みんなほぼ同じでした。ガッカリ度満点w。

で、まあ以前のブログでも書いた改造記書いたように、自分で弾きやすいようにポジションマーク入れたり
してましたが、それから年月は流れ、「やっぱり5弦で、24Fまであるのが欲しい」って思っちゃったんで
すw。そういう曲があるので。
でも、そんな物買うお金はない。それに、好きじゃなくても一応持ってるし、また新たに買ったものが失敗
になる恐れもあるw。

と、いう訳で、結構長い間出番のなかったMTDをやっぱりいじることにしました。でもそれまでの間、本
当にいろんな知識と経験が出来ました。

まずは私は一応エンジニアもやっているので、「自分がベースとして欲しい周波数帯がどの辺なのかはっき
りしてきたということ」。
それに、たくさんのハイエンドベースも楽器屋さんで試奏させていただきました。その中にもいくつか「こ
れは!」というものがあり、その特徴も判るようになりました。
ちなみに私は試奏させていただく時に、ベースアンプにではなく、PAに繋いで、ラインの音を聴かせても
らうようにしてました。こうするとその楽器の本当によくわかります。材質もちゃんと調べますし、ピック
アップやブリッジがどういうものが付いているかもちゃんと見落としなくチェックしてました。もちろん、
「ピンと来ない楽器」に関しても同じようにしてました。それと、もう一つは「生音」のチェックも必ずし
てました。これは特にミドルの周波数や、音の立ち上がりがよくわかります。

そんな訳で、前置きが長くなりましたが、ようやくMTDがなぜダメなのか、わかるようになりましたので
、結果的にそれらを一つずつ埋めていくような改造になりましたw。(本当に気の長い話ですねw。最初か
ら気に入った楽器買えてたらこんな苦労は必要ありませんw)
ちなみに、ずっと使ってなかったとはいえ、実はいつもテレビのスピーカーの真ん前に立てておいて、ボデ
ィーを鳴らすように保管してたんです。まあ気休めだとは思いますがw。
で、ダメな点をまずは列記。

・ネックとボディーの取り付け面積が不十分。これはまあ仕方ない範囲ですが、取り外してみたら、仕上げ
が荒くてボコボコしていて全然密着面積が狭かったので、ネック、ボディーのネックポケットとも綺麗に平
らに仕上げなおしました。これで少しはマシに。

・ネックのかなりフレット数が高い側でボディーに付いている。これはもう直し用がありませんw。24Fの
宿命でもあり、MTDの売りの「弾きやすさ」の犠牲になってる部分でもあります。普通のジャズベとかな
んて16Fくらいからボディーにジョイントされてますもんね~。同じになる訳ないです。でも、これと、ネ
ックが薄いというのは、かなり大きな要因になってると思います。で、もし、最終的にどうにもならなけれ
ば、取り付けを、独立した4本のボルト式ではなく、ネックプレートを制作してせめてトラス構造にしてみ
るつもりでしたw。でもまあそこまでやらずに済んで良かった。。。(笑)

・ブリッジ。これは、いろんな楽器弾いて、自分の好みも判ってきていたので、このただでさえ鳴りが悪く
てミドルの無いベースにオールドタイプのプレートタイプのブリッジはダメだろうと思っていたので、まず
ここをウィルキンソンUSAの、駒に質量のあるものに変えました。前のは溝さえ切ってなかったですから
ね~。駒同士が隣の弦の駒と触れ合っちゃうような代物でしたので、余計に音がぼけてた訳です。で、最初
にここから取り掛かったのですが、結果大成功でしたw。
音はかなり変わり、弦の振動もしっかりボディーに伝達され、生音で普通のベースの音量も出るようになり
ましたし、音程もよく聞こえます。なので、あとは好みの音を出力するように変えていくだけです。
工程としては、前のブリッジの取り付け穴を木の丸棒を接着して埋め、新しいブリッジの付ける位置を決め
ます。大事なことは、オクターブチューニングで必要なだけの前後幅がちゃんととれる位置に付けることで
すね。で、結局前の取り付け穴を埋めたのがちょっと見えちゃうので、カッコ悪いので少し色気だして、そ
の穴の部分に、残っていた指板のポジションマーク用のアバロン貝を埋めちゃいましたww。ちょっとした
ワンポイントです♪

MTD 02


ちなみに、その他の鳴らない理由は、「分厚いクリアー塗装」、「ボディー表面の、ただ見かけを高級に見
せるためだけに貼ってある薄い突板」など、いくつかあったのですが、そこまで手を加えなくても鳴るよう
になったのでOKとします。

実は改造する上で、すごく参考になったのがXOTICの5弦ベースでした。
あれは良い物ですね~。素晴らしい音のバランスです。

ちなみに、エンジニアとして私がベースに求める音は「全帯域に渡って広くなる音」ではなく、「他の楽器
や歌を邪魔しないで、必要な部分の帯域がしっかりある音」です。なので、帯域的に広くなくても良いので
す。
それと、やっぱり25年以上弾いていて、やっぱりアタック感も含めて、ジャズベタイプのピックアップがア
ンサンブルの中で好きな音が出るので、思い切ってリンディーのピックアップを手に入れました。もう正直
、ebayでこのベース買った金額よりも改造パーツ代の方が大幅に行ってますが、まあここまで来て気に入ら
ないままやめるわけにも行きませんからw。
やっぱり私には、EMGの全帯域感や、バルトリーニの変に丸っこい音は必要なかったですね~w。
ここをリンディーにしようと思ったのはやっぱりxoticのベースの印象の良さからでした。

で、あとは、まず演奏性を上げるためにピックガードを自作しました。デザインはジャズベを参考にしなが
ら適当に線を引いて作りました。材質は模型用のプラ板の1mmと1.5mmを張り合わせて2.5mmにしました。こ
の辺は、自分が一番弾きやすいと思う楽器から、弦とどれだけの隙間があるかを測って決めました。
デザインは好き嫌いありますが、私的にはこのベースに関しては突板の木目が全部見えるよりも、ピックガ
ードの付いたこの方が好きです。

これでフロントのピックアップは付きましたが(実はMTDのオリジナルのピックアップとリンディーので
はネジ穴の位置とその出っ張りの丸い部分の位置が若違うのでザクって調整して)、さてリアの方はどうし
ましょう(笑)。
元がミュージックマンタイプの物が付いてましたし、途中でバルトリーニの6弦用のピックアップを積んで
いたこともあり(実はそれはそれほど幅があったわけではないので、ほんのちょっとのザクリで済んだ)、
いずれにせよ、シングルのピックアップを付けるには大穴空いてます。
で、「じゃあせっかくなので、見かけで取り付ける前に、音聴いてピックアップの位置決めよう」と配線を
繋いでピックアップを両面テープで仮止めしながら弾いて、ピックアップの良い位置を探しました。

結果。
ザクリの一番前と一番後ろで、結構違う音がして、特にフロントとのブレンドの時に、フェイズされる帯域
が違って、どちらも捨てがたい音が出ました。
ならば、これは曲やアンサンブルに合わせて、ピックアップ動かして美味しい帯域とれるようにした方が絶
対に良いです。下手にEQでいじるよりも自然ですし、違う効果があって面白い!
という訳で、このピックアップ、2か所の位置で止められるようにしちゃいましたww。
で、その分大きな隙間が空いてしまうのはみっともないし、ゴミも入るので、付け替え用のスペーサーを木
で作っちゃいました。ネジ1本で簡単に付け替え出来ます♪
一応仕上げは着色ニス塗って、つや消しクリアー吹いてます。

MTD 03

MTD 04


というわけで、一風変わったベースの出来上がりです♪
どうせ売ったり、財産価値のないものですから、自分の使いやすいように改造しちゃいました。
あとは中の配線は、アギュラーのOBP-3を生かして、電池切れの時に困らないように、アクティブ、パッシ
ブの切り替えをミニスイッチで出来るように配線しました。
あと、今回、ピックアップの下にスプリングを兼ねたアースの配線のあるパーツを買って使ってみましたが
、安価ですが優れものですね。特に今回のこのベースみたいにピックアップの位置の付け替えなんかする時
には簡単ですごくいいですw。もっとも、パッシブ可にしたことで、アースをジャックに落とす必要があっ
たので、まあ随分たくさんのアース線を束ねなきゃいけないのが大変でした(笑)。

あとは、このベースのお蔭で(?)、今までいろんなメーカーの弦も試せたので、これからこのベースに合
う好みの弦を張ってオクターブチューニングして完成です♪

ちなみにこのブリッジ。弦を張るのに穴を通す訳じゃないので、ピックアップの位置交換の際にも簡単に弦
を外せて、すぐに戻せるので、ピックアップの位置変更にほとんど時間かからないで済みました。
個人的には、今はリアピックアップがフロント寄りの、間隔の狭い方の音がとっても面白くて気に入ってい
ます。特にブレンドすると独特です。

MTD 05

MTD 06


いやあ~。これでようやく使える楽器になってくれました。
このMTDとは何年にもわたって格闘する羽目になりましたが、やっとお気に入りになってくれました。こ

れからようやくこれも活躍出来ます♪
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月影鵺!

Author:月影鵺!
不人気クリエイター月影鵺のブログにようこそ!このブログでは私が手を出している製作活動やら、日頃のボヤキなどを書いていく予定ですw。
主に1/6可動人形や、音楽製作で気付いたこと、また、たま~に漫画のことも書くかもしれません(笑)

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